
三瓶在来ソバを使った手打ち十割そばの提供ができる職人育成を目的に、平成30年(2018年)7月に開校しました。邑南町が進める「A級グルメのまち」づくりの一環として、「耕すシェフ」同様に、都市部から邑南町に移住してきた地域おこし協力隊員が、そば店開業を目指いて、技術習得に努めています。邑南そば学校の講師は、近隣の大田市の有名店「手打ちそば千蓼庵」(現在は邑南町にて新店舗を構え営業中)の店主・岩谷克司さんにご協力をお願いしています。

「手打ちそば千蓼庵」
店主・岩谷克司

そば講座

邑南そばとは
日本で使われるそばの8割程度は外国産が占めており、国産のものも収量が多くなるよう品種改良されたそばが北海道などを中心に栽培されています。
元来、在来種そばは、米作りには適さない山間地等で、地域の農家が長年かかって守り育て、その地方に適応したものです。在来品種のそばの生産量はごく僅かで、一部のそば店などが農家との契約栽培によってのみ入手しているのが実情で、個人の消費者の手に届くことはほとんどありません。
「A級グルメのまち」邑南町では、地域の気候風土に合って守り育てられてきた「在来種」の特徴を生かしたそばを提供します。